<文化服装学院×REKROW> サステナブルから学ぶ、2年目の教育プログラム

REKROWは、文化服装学院のファッション工科専門課程 インダストリアルマーチャンダイジング科 2年生と、ファッション工芸専門課程バッグデザイン科2年生の授業に、REKROWを題材にしたカリキュラムを取り入れ、今年35名の生徒が受講しています。

文化服装学院との取り組みは、アパレルの生産が海外シフトに舵を切った時代に「産地に出向き産地の活動を自分自身が知ることで、これからのファッション業界を担う学生達に伝えたい」という想いを持つ、文化服装学院講師 花田氏とディスカバーリンクせとうちと出会いがこのプログラムの実施に繋がりました。一過性の側面もあるファッション業界において「継続していく」ということは何なのかをREKROWを通して実体験し、社会に出た時の活動に生かして欲しい、という想いから2021年より、素材を学び、持続可能なものづくりの授業として取り入れ、今年2年目を迎えました。

REKROWが掲げるミッションの一つに「繊維産地のものづくりの技術を次世代に継承する」があります。
昨年この授業を受けた27名中2名の生徒が福山の繊維会社に新卒入社。本取り組みが、この地域のものづくりの技術力を未来につなげ、縮小傾向にある繊維産業に新たなビジネスや雇用を生み出す循環を創出することをめざし、活動を継続していきます。

<教育目標>
・サステナブルな活動の実体験を得る
サステナブルな活動をただ知っているだけではなく、実際にそれを目標に掲げた実体験が大切で、将来的に持続可能な創作活動に繋げて欲しい。

・デニム製品の解きから時間の価値を学ぶ
解く作業を通じて、どういった人達が着て、どういう思いで日々を過ごしていたかという、プロダクトを通して伝わってくるストーリーや時間的な価値を理解すると共に、手間暇がかかった作り手の姿勢が反映されたの価値を知って欲しい。

・地域の文化と営みを学ぶ
産地の取り組みを知ったうえでクリエイティブな活動をすることで振り幅を広くして欲しい。

  

2022-10-31T21:19:38+09:002022-10-31|
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