PARTNERS2023-02-05T17:00:40+09:00

PARTNERS

REKROWの活動はプロダクトの開発のみならず、次世代のプロダクトデザイナーへのアプローチや、新たなサーキュラーエコノミーの実践をサポートいただく皆さまの理解と協力によって、展開しています。
ワークウエアのほどき、生地への再生を担っていただくパートナー、REKROWの活動に共感いただいているパートナー、この活動をイベントを通して広く伝えていただく共創パートナーをご紹介します。

MAURIZIO DONADI

Founder of Transnomadica

コンサルタントとして数々の大手ブランドコレクション立ち上げに関わってきたマウリツィオ・ドナーディ主催。自身のビンテージコレクションを所蔵するLAダウンタウンのショールームを拠点とし、サステナブルおよび社会的意義を見据えた様々なプロジェクトを手がけている。探求し、厳選する、常に新しいことを試し、ストーリーを伝え、交流する
transnomadica.com

REKROWのことを知った時、私の思想にとても近いと感じました。
私は、これまでさまざまなプロジェクトに関わってきましたが、今回は特に、考えに共鳴し、このプロジェクトと共にプロダクトを生み出してみることが、とても自然に感じられました。

今回トライしたのは、5つのテーマに沿って構成した、ワークウエア上下10点のコラボレーション商品の制作です。
REKROWの概念である「Worker」に想いを置き、アメリカと日本のワークウエアを組み合わせることにしました。

Japan/USA denim on denim
ヴィンテージのUSAデニム素材をパッチワークして、日本のデニムワークウエアとUSAデニムのコラボ

Workwear Japan/USA
ヴィンテージのカーハート素材をパッチワークして、日本とUSAのワークウエアのコラボ

Mission to Mars
宇宙もののヴィンテージラベルをワークウエアにパッチワーク

Camouflage of the World
世界中のカモフラージュ素材をパッチワーク

The Safe Art Zone
すべてハンドペイントしたパッチとワークウエアのコラボ

一つのテーマでは、アメリカで長く愛されてきたワークウエアブランドの「カーハート」のぼろきれを使いました。
REKROWが回収したワークウエアにあった、穴やシミをカーハートで繕いました。日本のワークウエア製品がより長く使えるように、アメリカのワークウエア製品で補ったのです。さらに、ユニセックスで着ることができるように、ジェケットは背面の縫製をほどき、シルエットチェンジしています。縫製をほどき広げたことで、仕事から遊びまで、さまざまなシーンで使えるジェケットになりました。

新しい商品を作る前に、すでにある物をより長く使えるよう工夫することが重要です。

一つのテーマでは、アメリカで長く愛されてきたワークウエアブランドの「カーハート」のぼろきれを使いました。
REKROWが回収したワークウエアにあった、穴やシミをカーハートで繕いました。日本のワークウエア製品がより長く使えるように、アメリカのワークウエア製品で補ったのです。さらに、ユニセックスで着ることができるように、ジェケットは背面の縫製をほどき、シルエットチェンジしています。縫製をほどき広げたことで、仕事から遊びまで、さまざまなシーンで使えるジェケットになりました。

新しい商品を作る前に、すでにある物をより長く使えるよう工夫することが重要です。

REKROWの事業アイデアは、私が大切にする考えにぴったりのプロジェクトでした。
本来ならば、廃棄されていたワークウエアを、最低あと10年、使えるものにできたのですから。

REKROWの事業アイデアは、私が大切にする考えにぴったりのプロジェクトでした。
本来ならば、廃棄されていたワークウエアを、最低あと10年、使えるものにできたのですから。

Stephen Kenn Studio

Stephen Kenn

2011年、妻のベックス・オッペーマンとともにステフェン・ケン・スタジオを設立。これまで手がけたプロジェクトは全て、素材、製造工程、その背後にあるストーリーに対してステフェンが個人的に深く興味を持つことから始まり、一貫してユニークな素材への興味と、使われることを重視するものづくりを行ってきた。ステフェンはそれが家具、革小物、あるいはアートであっても、良いデザインは最も簡潔で機能的な形をとり、素材は美しく経年変化していくべきと考える。現在はLAダウンタウンの拠点とし、エシカルなものづくりを念頭に、コレクションのデザインと制作管理を行っている。
www.stephenkenn.com

歴史を重ねてきたすべての古いものには、継承されてきた物語があります。
その歴史を知り、それに新しい形を与えることに喜びを感じます。その歴史の背景を知ることで、過去とつなげ、私たちがどこから来たのか思い出させてくれます。

REKROWの素材を受け取り、試作してみました。
元の素材がていねいに解体され、再構築されており、私のデザインにとても使いやすいと感じました。
今回プロダクトしたのは、定番コレクションから、アームチェアとバックをREKROWの素材で製作しました。役目を終え、廃棄されるはずだったものに、継承できる価値を再び見出すのは簡単なことではないと思います。
過去をリスペクトする形で、新しい物語を与えるのは、意味深いことです。
廃棄素材を減らそうという、REKROWの情熱にも感銘しました。

Go to Top