2020年に約1800着の使用済みユニフォームを回収し、プロジェクトが始まったREKROWは、繊維産業やSDGsを学ぶ文化服装学院のカリキュラムにRKROWを取り入れ、2021年4月から始まったこの取り組みの成果としてプロダクト発表会を、2021年10月29日に文化服装学院のキャンパスで実施しました。
プレゼンテーション行ったのは、インダストリアルマーチャンダイジング科とバッグ科の3年生の皆さん。授業の中でリサーチをした「繊維産地」「福山・尾道」「サーキュラーエコノミーの可能性」をベースに、プロダクトのテーマ設定、ターゲット、そして販路計画をまとめ、デザイン開発したプロダクトを7チームに分かれ発表しました。
自由な発想でファッションを表現する、文化服装学院の皆さんのデザインは、ワークウエアに残るワーカーの痕跡を生かし、ペンキの跡やポケットやベルトループなどのパーツを組み合わせ、生地の面の取り方、異素材とのミックス、あらゆる表現があり個性豊かに再構築されました。
本当に素敵な取り組みをご一緒でき、ありがとうございました。
ひざにパンツの後ろポケットを用いたデザイン
道着素材を墨染めにし、多様な技法でデニムの表現をしたアウター
尾道をアクティブに過ごせるバッグ
審査には、KUONの石橋氏や産地より篠原テキスタイル、四川、ディスカバーリンクせとうちが参加
7チームの皆さまをご紹介