文化服装学院×REKROW
常石造船のワークウエアで制作したウェアを造船マンがモデルとなり
11月23日尾道でファッションーショー開催
サステナブルから学ぶ、教育プログラムの2年目。その学びの成果となる、プロダクト発表会ファッションショーを、2022年11月23日に尾道で開催し、そのモデルを生徒に加え、REKROWが再生するワークウエアを着用された、常石造船株式会社の従業員の方に担っていただきます。
授業の中で学んだ繊維産地の集積地福山での実体験と、ものづくりの現場で造船の方が働く痕跡を残したワークウエアで制作したプロダクトを着用していただく、今回の産地での人との出会いは貴重な経験となり、さらに学びは深まります。
REKROWや尾道デニムプロジェクトのコンセプトや背景、繊維産地における取り組み等についてのオンライン講座。チームごとの企画会議、ほどき作業がキックオフ授業。夏休み前には仮縫いを済ませ、現在最終発表会、ショーに向け制作準備中。
11/23 文化服装学院×REKROW ファッションショー at 尾道
■コンセプト <綾>
まずこのREKROWのデニム地を意味する綾織り。あるいは、綾という言葉を辞書でひくと、また違った意味を持つことを知る。
物の表面に現れた様々な形や模様。斜めに交わり、それは時に繊細に、時に力強い線が走る。また「言葉の綾」といった苦心を感じた時絶妙なニュアンス、ジレンマを言い表す。そして、表面的には見えないが、その斜めに走る線をたどっていくと見えてくる社会や入り組んだ仕組みを知り、その裏表を時に「人生の綾」と言い表す。
これから、デニムを連想させる「綾」と、その言葉が持つ多岐なる意味・日本語の言い回しを、この機会に集結した35人が織り成す綾と入り乱れる美しい「綾」を表現する。
■開催概要
日時:2022年11月23日(水・祝) 11:00-11:30、12:00-12:30※雨天決行
会場:ONOMICHI U2 海側デッキ
*全20-30ルック予定
*ONOMICHI U2内 shima SHOP横にて作品展示予定
企画:ファッション工科専門課程インダストリアルマーチャンダイジング科 2年
制作:インダストリアルマーチャンダイジング科 2年ファッション工芸専門課程バッグデザイン科
文化服装学院
1923年、日本で初めての服装教育の学校として認可。 コシノヒロコ、コシノジュンコ、高田賢三、山本耀司、津森千里、渡辺淳弥(コム・デ・ギャルソン)、丸山敬太、高島一精(ネ・ ネット)、皆川明(ミナ ペルホネン)、高橋盾(アンダーカバー)、宮前義之(イッセイミヤケ)、落合宏理(FACETASM)など国 内外で活躍するデザイナーをはじめ、流行の最先端で活躍しているクリエイターやファッション業界のさまざまな職種で業 界をリードする卒業生を数多く輩出している。
https://www.bunka-fc.ac.jp/
常石造船株式会社
2017年に100周年を迎えた常石造船(広島県福山市)は、造船・海運業を中心に 事業展開する常石グループの中核会社で、船舶の建造と修繕を営んでいます。国内の常石工場(本社)とフィリピン、中国の 海外工場を拠点に、ばら積み貨物船、コンテナ船、タンカーなどを建造しています。
https://www.tsuneishi.co.jp/