広島県福山市の北部、デニムのまち新市町で開催した、SnowPeak「LOCAL WEAR TOURISM in Fukuyama」
豊かな山と清流に囲まれたこの町は、古くは藍染から始まり、現在は、デニム生地の製造にまつわる、織り、染め、洗い、加工と、多くの技術者と製造工場が集積する、日本でも数少ない繊維産業の集積地です。
この旅では、藍を畑で育て染色を営む藍屋テロワール、デニム生地を織る機屋の篠原テキスタイル、デニムの最終工程である洗い加工の四川、縫製技術を次世代に伝えるスクールを開校するHITOTOITOを舞台に、デニム生地からジーパンに仕上がる工程を体験しめぐる旅、そして、高原をキャンプ地に、この土地の文化と食を楽しみ、その楽しさを参加者とスタッフで共有し合う、豊かで濃度のある時間が流れていました。
生地のたたみ方、しばりかたで多様な模様があらわれる藍染体験[藍屋テロワール]
生地を織るプロセスと構造を知る体験[篠原テキスタイル]
ワークウエアを回収し解体、そしてプロダクトに再生するREKROWの取り組み
工業用ミシンでデニム生地を縫製、オリジナルのタンブラースリーブを縫い上げる[HITOTOITO]
ストーンウォッシュ加工での洗い加工や職人のハンドワークで表情を変えるデニム加工[四川]
キャンプ地は神石高原ティアガルテン
この土地の秋の恵みをいただく夕食と、たき火をかこみ、生産者と語らうひととき。